こういった情報は公共のオフィシャルなもの以外はノイズになりやすいので、控えた方が良いかとも思いましたが、酒田で子育てをしている方の心の準備が少しでもできる情報があった方がよいだろうと思い、記事にすることにしました[1]本来であれば子どもさんのプライバシーにかかわることですので、記事にするべきではないかな、と思います。
先日、我が家の子どもさんがPCR検査の対象者になったと保健所から電話を受け、日本海総合病院へPCR検査を受けに行ってきました。
詳細を書くつもりはありませんが、検査結果は陰性でした。
もうPCR検査の対象になった、というだけで親としては落ち着かない時間でした。当時はタイミング悪く、子どもさんの発熱もあったので検査対象になった時点で陽性確定だと思い込んでいました。子どもさんが陽性であるということは、両親である自分とお嫁さんはほぼ間違いなく感染しています。検査対象者になったという電話を保健所から受けた夜7時頃から、それこそ大慌てで色々なことを調べて準備をしました[2]幸い、というべきではないと思いますが、その前に保育園の休園が決まっていたので若干の下準備はできている状態でした。
この辺りのことは以下の記事などを読んでいただいた方の中には、納得感のある方もいらっしゃるのではないだろうか、と思います。PCR検査の対象者やその家族になってからト一屋ネット宅配便の新規会員になったのでは間に合わないのです[3]2022年1月31日現在の状況だと、そもそも新規会員になること自体ができないようです。
保健所から検査対象になったとの電話があった翌日に日本海総合病院でドライブスルー方式のPCR検査を受けました。運転手と補助で自分とお嫁さんが必要になるため、結果的に自宅に置いていけないもう1人の子どもさんも同乗します[4]子どもさんは2人とも同じ保育園に通っているものの、PCR検査対象者は1人だけでした。完全に死なば諸共スタイルです。というよりは、他に方法もありません。
子どもさんは直前までは落ち着いていたものの、現場の異様な雰囲気に圧倒されたのか、検査を前にしてやはり大泣き。まあ泣きます。そして押さえ付けられてPCR検査を受けて、またギャン泣き。客観的に見て痛そうですし、泣いて当然です。今回のことを通して、PCR検査についても色々と思うことはありますが、ここでは本題ではありませんので触れません。
そしてPCR検査を受けた当日の夜になって再び保健所からの電話で陰性の報告を受けました。その時点でも38℃後半の発熱があったので、正直びっくりしました。しかも濃厚接触者でもないとのこと。ということは、他の家族にしても突然の通常状態へ復帰です[5]もちろん保健所の方からも感染対策はしっかりとするように念をおされましたし、それは当然のことと思います。まさか陰性とは…と思いましたが、本当にホッとしました。
そして後日、陰性の報告を受けた保健所からの電話でも説明されていた検査費用の納付書が郵送で届きました。それが以下です[6]この納付書以外にも送付内容・支払い方法・明細なども同封されています。
保健所の方にも電話で小児ということもあって費用全額はかからないと思います、というようなことも言われていましたし、自分でもそうだろうとは思っていましたが、この用紙を前にすると「もしかしたら…」という気持ちが出てきてしまいます。ドキドキで日本海総合病院を訪れ、会計窓口へ。
結果、下の領収書が渡されて終了。
保健所の方の電話でも伝えられますし、請求書の入った封筒に同封されていますが、『保険証』『医療証』は必ず持参しましょう。中学3年生までの間は『子育て支援医療証』というとってもありがたい医療証がありますので、病院に通う際には常に持参されているかと思いますが、必須です。医療と保険に感謝ですね。
再びホッとしたので日本海総合病院内の『カフェ・コア』でパンを買って帰りました。
今回のことで、子どもさんの日本海総合病院の印象が「じぶんたちきょうだいの生まれたところ」から「鼻の病院」になってしまったのが自分としては悲しいです。これは誰のせいでもありませんし、きっと成長にともない言葉で上書きしていくことが可能なことでもあるとは思いますけれども、それくらいインパクトのある出来事だった、という事実は消すことができないでしょう。世界中で起こっている大きな悲しみに比べれば小さなことではありますけれども、これも大切にしていきたいと思います。
幸い、我が家では感染していない状態ではありましたが、感染症がすぐそこまで迫ってきていることを身をもって実感しました。今以上の感染予防は個人では不可能ですので、感染した際のことを考えて準備を整えていこうと思いました。
最後になりますが、酒田・庄内でも日々感染者が増加している状況です。文字情報では『重い症状はない』という連なりでしかありませんが、その裏側にはきっと入院することはなくても苦しんでいる方や、陰性であっても検査で嫌な思いをした小さい子どもたち、胸を痛めた親御さんが数多くいたこと、学業や仕事に多くの支障が出たろうことを痛感しました。症状のある方々の早い回復と、個々人がそれぞれの好きなことを好きな時に好きなようにできる、そんな状態になってくれることを願います。
(旦那・拝)
References
↑1 | 本来であれば子どもさんのプライバシーにかかわることですので、記事にするべきではないかな、と思います |
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↑2 | 幸い、というべきではないと思いますが、その前に保育園の休園が決まっていたので若干の下準備はできている状態でした |
↑3 | 2022年1月31日現在の状況だと、そもそも新規会員になること自体ができないようです |
↑4 | 子どもさんは2人とも同じ保育園に通っているものの、PCR検査対象者は1人だけでした |
↑5 | もちろん保健所の方からも感染対策はしっかりとするように念をおされましたし、それは当然のことと思います |
↑6 | この納付書以外にも送付内容・支払い方法・明細なども同封されています |
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