酒田市立資料館に第226回企画展『絵と写真に残る庄内の農耕風景』を見に行きました。
場所 : 酒田市立資料館 開催期間 : 2022年6月25日(土曜日)から2022年9月5日(月曜日) 開館時間 : 午前9時から午後4時30分 入館料 : 一般200円、高校生90円、小中学生50円(市内小中学生は土日無料)
開催期間も残り1か月を切ってきていたので慌てて見に行きました。まさに酒田・庄内らしい内容の展示でした。酒田に引越してきてから、「ハンコタンナ」については事あるごとに聞きましたが、その身に付け方の展示もあり[1]展示資料No.40, 41, 42、ようやくぼんやりとしていた理解がスッキリしたり、思っていたよりも近年まで現代とはかなり雰囲気が違う文化・風習が色濃く残っていたのだなあ、と思わされました。
また、今回は有料[2]170円で以下の解説資料も買ってみました。A4で17ページあります。有料というだけあり、今回の展示資料のほぼすべてが書かれていました[3]「ほぼ」としたのは抜けがあるかどうか確信が持てなかったからというだけです。ちなみにこの資料、展示期間が終わった後には酒田市資料館のサイトにpdfとしてアップロードされるそうです。期間中に見に行けなかったかたは、そちらでぜひ。過去の物もアップロードされているので、この資料を読んでいくだけでもかなりの勉強になりそうです。
ちなみに入館時に下の『北前船カードラリー』のカードをもらいました。このイベント自体を知りませんでしたが、制覇する難易度もそこそこ高そうなので、意外と頑張れば当選確率は高いのかもしれません。応募条件を見ると酒田市民の方が秋田市民よりもハードルが高そうではありますが…。それほど残り期間が長くないので、自分が応募条件を満たすのは難しそうです。
さて現代も過去も農耕は庄内の基本ではあると思いますが、その風景はだいぶ違ったものになっているのだな、という印象でした。自分にはノスタルジーに浸る背景がありませんが、この展示を見て昔を懐かしむ方も少なくないのでしょう。農耕の労力・効率・生産性などを考えればもちろん現代の方が圧倒的に望ましいのは間違いありませんけれども、今回の展示内容のような過去を忘れることはできないなあ、と出身者ではない自分でも思いました。また次の展示も見に行きたいです。
(旦那・拝)
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