酒田に引越して来てから、色々と驚くことは少なくありませんでしたが、この土地の乾麺文化には驚きました。
まず、どのスーパーに行っても、乾麺コーナーがとても大きく、種類・量ともにとても豊富です。
売り方も袋売りだけではなく、箱売りしていることが多く「どんだけストックしてるんだよ…」と思ってしまいました。
お嫁さんも酒田ではないですが、山形県出身者ですので、以前からストックを多めにしているなあ、と見てはいたのですが…。そのストックに対する情熱とでも言うのでしょうか、やはり冬になると雪深くなる地方の生活の知恵だな、と思わざるを得ません。
そんな訳で、それ程乾麺に親しんできた訳ではない自分からすると、山形県のスーパーの乾麺コーナーは楽しすぎます。一年中、そうめんや冷麦が置いてあるようですし、神奈川では見たことがない各種麺類がたくさんあります。
その中からストックに選んだ1つが今回食べた「大山うどん」でした。製品の袋に書いてあった情報によると、庄内地方では歴史的に「干しうどん」のことを「稲庭」と言っているそうです。その製法は有名な秋田県の稲庭と同じなんだとか。
ちなみに今回食べた「大山うどん」の製造元は、今では「大山稲庭屋」で唯一となっているという以下のすがわら製麺です。
- ストックしておきやすい価格。
- うどんにしては細め。
- 稲庭うどんらしく麺が角ばっている。
- ツルツルもきゅもきゅとした食感。
- 素うどんで食べても、肉や納豆をトッピングしても美味しい。
これから夏本番に向けて常にストックしておきたいうどんになりました。
今度スーパーに行ったら、早速仕入れておこうと思います。
(旦那拝)
コメント